先週、実家に帰った帰り道、南魚沼市塩沢にある当時の街並みを再現した観光スポット、牧之通りに寄って来ました。いろいろなお店、ケーキやジェラードのお店もあったりして若い方もお友達同士で来ていました。お酒「鶴齢」の蔵元もあり、楽しめる通りです。牧之通りは3年前に鈴乃屋きもの学院の産地見学で十日町に行った時に寄ったところです。「鈴木牧之会館」は、その時は時間がなくて寄れなかったのですが、今回寄ることができました。 鈴木牧之は1770年に塩沢のちりめん仲買商に生まれ育ちました。牧之が越後の雪深い生活を伝えるため、40年の歳月を費やして書き上げた「北越雪譜」は当時の江戸で話題になり、多くの人に読まれベストセラーになったそうです。(鈴木牧之を紹介しているコーナーは写真撮影禁止でした。) 会館の2階には越後上布、小千谷ちぢみなどが展示され、また越後上布の工程も詳しく紹介されていて、あらためて雪深い地で織られた、着物のすばらしさを感じてきました。