着付ゆうゆう

着物、着付けのこと、そして「千葉駅前教室」を中心に私事も。 気が付いたこと、思ったことなどなど。 なお「千葉駅前教室」のホームページもよろしければご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/kimono-chiba//

十日町・塩沢へ産地見学

鈴乃屋きもの学院の「十日町・塩沢 産地見学」(5月18日)に参加しました。上野からのバスツアーで、渋滞もなく予定どおりの快適な旅となりました。お天気は十日町、塩沢も都心と同じくらいの比較的暑い夏の感じでした。 11時半ごろ、十日町に到着。 十日町は織物の産地として有名でしたが、今は友禅染が多いことを知りました。 柏田屋 草木友禅きもの館画像 柏田屋さんでは、初めに染めの工程の説明を聞き、その後、実際に作業されているところの見学ができました。十日町友禅染の特徴は、下絵から湯のしまで(最初から最後の工程まで)、同じ工房で行われることです。展示されている作品は、古典柄、抽象柄、どれを見ても素晴らしいお着物でした。 画像十日町はへぎそばが有名で、お昼は何軒かあるお蕎麦屋さんの中で、有名なお蕎麦屋、『由屋』さんでいただきました。おそばには、煮物とお漬物がついているそうですが、今回は、山菜の胡麻和えと天ぷらもついたへぎそばで、大満足のお昼でした。 午後は塩沢に移動。 伝統技術を今も引き継いで織られる塩沢つむぎは、あこがれの着物です。1200年前より塩沢地方において織られている上質な麻の織物、『越後上布』、絹織物の本塩沢など説明を聞き、あらためて塩沢の織物のすばらしさを感じました。 塩沢つむぎ記念館で織体験画像 好きな色糸(横糸)を選んで機織りの体験です。スムーズにいく人、いかない人、にぎやかで楽しいひと時でした。 画像 私たちのグループ4人の作品?です。友達のF先生は、機織りを指導してくださった方に「早くてきれい!すぐお仕事できますね。」とほめられたのですが、私は………でした。(^_^;) 機織りは人数の関係で二部に分かれましたので、待ち時間を利用して、三国街道塩沢宿の「牧之通り」を散策し買い物を楽しみました。でも、月曜日だったせいかお休みのお店が多かったのは残念でした。 この産地見学に参加して産地で学ぶこと、やはり大切と思いました。自分の目で見て聞くこと、そして体験ができたことは、今まで知らなかった、気が付かなかったことを知ることができました。お友達の先生方といっしょでしたので意見の交換もでき、またバスの中ではにぎやかにおしゃべりもでき、楽しい有意義な旅となりました。