着付ゆうゆう

着物、着付けのこと、そして「千葉駅前教室」を中心に私事も。 気が付いたこと、思ったことなどなど。 なお「千葉駅前教室」のホームページもよろしければご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/kimono-chiba//

千葉駅前教室の今!2024-①

                      

この2~3日のお天気は春というより夏の暑さを感じています。

春はお花が次々に咲いて、きれいで楽しみな季節です。住宅の周りは、はなみずきが満開になり、藤が咲き始め、足元には、たんぽぽ、クローバー、すみれなど野の花がいっぱい咲いて、楽しませてくれています。

着物には着物ならではの衣替えがあります。今月から長襦袢が単衣になり、これから夏に向かっての装う衣になってきます。春夏秋冬のある日本だからこそ、着物の季節感を大切にした衣替えがあるのだと思います。

 

鈴乃屋きもの学院のカリキュラムで進んでいる Hさんは、三年前に基礎科に入り、来月で師範科前期が修了します。Hさんはお仕事が忙しく、月2の授業予定で進むようにして、忙しい時はお休みになってしまいましたが、頑張って師範科前期の終了まできました。

今週の授業は、実技試験でした。20分で振袖、袋帯で「みやこ結び」を結びます。1回練習をして、時間をはかります。結果は、手順の大きな間違いはなく、帯の羽根のバランスで少し気をつける点はありましたが、20分できれいに着せることができました。

            時間がありましたので、もう一度、帯だけ練習をしました。今度はきれいに結べて、Hさんも大満足の「みやこ結び」が結べました。

Hさんは、この後、師範科後期に進んで資格をとることも考えたのですが、お仕事のことがあり、しばらくは自分のペースで千葉駅前教室で復習練習をしていくことになりました。師範科前期までの技術をしっかり身に着けて、いつでも後期に入ることができるように、頑張って練習を続けてほしいと思っています。

また、ご家族、ご親戚の方には着せて差し上げて良いと思いますので、着付けを楽しんでいただきたいと思います。

      

桜が満開になりました。

住宅の側の貯水池はまわりに桜の木が植えられていて、毎年、きれいな花を楽しませてくれます。

    

             

10階から下を見ての桜、きれいです。

   住宅の桜祭りが、土曜日(6日)に開催されました。気温が低い日で、少し人出が少なかったのですが、皆さん、桜を楽しみました。


 

 

祝 ご卒業!

卒業生の皆様、ご卒業 おめでとうございます。

千葉駅前教室では、今年も卒業される学生さんから、袴着付けのご依頼をたくさんいただきました。

卒業式当日は、式場の受付時間に間に合うように、時間を見ながらの着付けになります。でも、着上がりが苦しくなく安心して卒業式に出席できるように、気を付けながら着付けをしました。また、袴の「リボンは右側かしら?、左側?」「リボンの大きさは大丈夫?」など、お嬢さんの希望などお話をしながら着付けをして差し上げました。

小学卒業生の袴姿はかわいくて、毎年なのですが、お仕事なのに"ばあば"が着付けている気持になってしまいます。

卒業生の皆様が、緊張の中にも楽しく思い出になる卒業式になるように、私たちは今年も願いを込めてお着付けをいたしました。

 

           

一昨日、大学の卒業式を迎えられて、着付けに来てくださった T さんです。お時間がない中、お写真をお願いしましたら、こころよく受けてくださいました。T さんのお家は稲敷市で遠いのですが、学校が千葉市内でお式が午前中の為、当教室に着付けの申し込みをしてくださいました。

とっても素敵なお振袖でしたのでお話しをしましたら、おばあ様が、お母様の成人式に用意をしてくださって、着られたお振袖なのだそうです。そして、娘さんの T さんに譲られて、今回の卒業式の袴に合わせて着られたそうです。振袖をきれいにとっててくださって、お母様のお振袖で卒業式に出席、すてきですね。

お振袖は、きれいで帯結びでいろいろ楽しめます。これからも、お祝いの席に何度もお振袖を着ていただきたいと思いました。

              後ろ姿もすてきです。

 

 

着物の「内揚げ」

着物を着て知っていくと、日本人の知恵のすばらしさ、そして器用さを着物に感じます。

縫込みも着物の優れているところではないでしょうか。礼装用の着物は柄合わせがありますので、着られる方に合わせて決められた場所に縫込んで、その方の寸法に仕立てます。また、小紋や紬、そして色無地も、必要以上の揚げは入れませんが、縫込みを作って仕立てます。ですので、体型が違っても縫い直しをして着ることができますし、母親が着た着物を娘が受け継ぐこともできるのです。

 

身丈(着物丈)は、身長に合わせて内揚げ(縫込み)をして長さを決めます。昔の人は自分で仕立てる時、小紋など内揚げをしないで、余分として残しておく人も多かったようです。私の母もそうでした。布は大切でいろいろなところに利用できて縫えるからと、もし着物の身丈を伸ばしたい時は、ウエストに縫い足せばよいと言って布地を残していました。

  母が仕立ててくれた着物の残り布が今もそのまま残っています。

        着物とお揃いのポーチを、母が作ってくれました。付け下げ小紋としてお祝いの時に着ていた着物ですが、お揃いのポーチがひそかに自慢だったこと覚えています。 

 

ひな祭り

今日、おひな様を飾りました。

ひな祭りは、女の子が健やかに育ち、幸せでありますように願いを込めてお祝いをします。また、おひな様は、子供の代わりに病気や事故から守ってくれると言われています。

我が家のひな祭りは、毎年3月3日と旧暦の4月3日の2回お祝いします。(2019.3.21ブログで紹介)ですので、飾るのが少し遅いのですが、毎年2月の末にしています。

おひな様に 今年も子供たちが幸せでありますようにお願いしながら飾りました。

               

 

 

4月3日 旧暦のひな祭りです。

千葉「ささや」さんの桜餅、草餅、そして、家で取れたほうれん草を入れて、のり巻きを作って、お供えしました。

 

 

鈴乃屋きもの学院 2024年 新年会

          

      

1月21日(日)に 鈴乃屋きもの学院の新年会が、第一ホテル東京プリマヴェーラの間」で開催されました。

 

今年の新年会は残念ながらケガで出席できなかったのですが、友達から写真が届きました。皆さん着物ですので華やかな新年会、和やかで楽しい会でしたと話されていました。

遅ればせながら初詣!

           

毎年、初詣に行く、地の神様「三社宮」にようやく着物でお参りに行くことができました。今年は神殿前ではなく、階段の下になりました。実は年内に骨折をしてしまい、しばらく安静で、教室はお休みをいただいて、出かけることもできませんでした。着物でのお出かけは一ヶ月半振りになります。なんだかうれしく、楽しい気持ちでお参りをしました。

 ”今年も千葉駅前教室が、生徒さんが楽しく勉強できる、活気のある教室になりますように!”

                  

久し振りの着物で緊張しています。

お正月の着物として選びました。帯は二色染めですが、松竹梅の柄で大好きな帯です。着物も帯も美也子染めです。