海外旅行で心配することの一つが、荷物作りです。無料手荷物の許容量がありますし、移動するときのことを考えなくてはいけません。
着物一式の重さはは4~5㌔になります。持参するものは必要か必要でないかをしっかり考えて荷物づくりをします。帰りにはお土産の分が増えますので、そのことも考えないといけません。
利用する航空会社はエコノミーでも23㌔を2個持てますので、スーツケースは中型にして、機内持ち込みのバックは、帰りは飛行機に積み込む無料手荷物にできるようにしています。
スーツケース
63㎝×48cm×28cm (59㍑)
着物一式の厚さを見て、下に洋服、下着などを入れて平らにしておきます。ふたの部分ではない、下になる方に準備します。
風呂敷の中は、下から帯、道行、長襦袢、着物を重ねます。一番下に同じ長さのボール紙をひいておくと、一式を取り出しやすく便利です。長さは着物の三つ折りに揃えます。その上に和装下着、補正用品、足袋を平らになるようにしておきます。まわりにぞうり、バック(中には髪飾りなど入れておきます。)、紐類をすき間のないように入れます。まだすき間のある場合は、ハンドタオルなど持参する小物でうめてピッタリにします。
ふたになる方に、その他の持参するものを入れます。
これで今回は19㌔でした。
このように着物を入れて持ち運びをしますが(列車、車での移動)、しわにはならず、毎回きれいに着ることができます。