お祝いのことはブログでたくさんお知らせしていますが、喪のことは……。でも、喪の着物のことをお知らせしたいと思い載せることにしました。
今月初め母が亡くなり、見送りをしました。着物が大好きで、私が着付けを習い仕事になったのは、母のすすめそして協力でした。そのことがあったので、今回母を見送りすることになって、葬儀は絶対着物でと思いました。
喪服の装いは故人との関係によって違いますし、地方によっても違ったりします。現在は葬儀に出席される方はほとんど洋服になっているように思いますし、喪主の方(奥様)も着物でお見送りされる方が少なくなったように思います。
母から結婚するときに喪服も一式揃えて持たせてもらいました。私たちの時代は花嫁が持参するものの中に必ず「喪服一式」がありました。ですので、お持ちの方も多いのではないでしょうか。私も親戚の葬儀で何度かは着ているのですが、最近は洋服での出席になってしまっています。
母の葬儀で着て、あらためて悲しみを表している喪の着物の良さを感じました。母はきっと喜んでくれていると思います。