今回2度目に着物を着る機会があったのはミディピレネー、ベレスタ村のホテルでした。ベスタの村はワイン好きな方でしたらご存知のラングドック・ルーションの山の中腹にあって、ブドウ畑に囲まれた静かなのんびりとした村です。 宿泊したホテル「リベラック」はワインの醸造所を大改造し、新しい感覚のエコを大切にした素敵な4つ星のホテルです。一度はすたれかかった醸造所を新たな発想で再建し、各所に昔の醸造所のイメージを残しながら最新技術が採用されているというホテルです。その雰囲気が心地よく感じられ快適に過ごすことができました。遠いミディピレネーの田舎ということもあって日本人の宿泊者はこの2年間で3組目だそうです。 着物を着たのはやはり夕食のレストランです。このレストランはミッシュラン1星をいただいているのですが、気楽な雰囲気があって、日本で着物を着て友達とおしゃべりをしながら食事をしているようでうれしい時間になりました。 有機栽培の野菜や地産の良質な肉を使ったお料理はとてもおいしく、洗練されたものでした。またスタッフの皆さんはきちんとした対応をしてくださいました。