千葉県にも古くから酒作りをされている酒蔵が多くありますが、地名に「酒」が付いた酒々井町に歴史ある酒蔵「飯沼本家」があって、ぜひ行ってみたいと思っていました。お酒名「甲子」で有名な酒蔵です。私の大好きな日本酒仕込みの梅酒も造られています。 今週初め、行ってきました。
「飯沼本家」は江戸の初めから酒造りをされていたそうですが、江戸幕府より神社仏閣に奉納するための酒造りを許可され、そして正式な酒屋となられたのは江戸末期だそうです。ですので、もう300年以上の歴史がある酒蔵です。 うっかりお休みを確認しないで出かけて、酒蔵見学ができなく、ショップもお休みでした。でも、梅酒を買いたいと思いましたので、駐車場近くにいらした女性の方にお声を掛けました。酒蔵さんの方で、こころよくお店を開いてくださって、ゆっくりお酒を見ることができました。 梅酒、買ってきました。酒々井の町の木が「梅」なのです。このことって、なんだかうれしくなりました。 「酒々井町」 印旛沼に面するこの地は昔から湧き水の井が多く水量も豊富なことから「出井」と呼ばれて、貴祥富貴の意味を込めて酒の文字を重ねて「酒酒井」、「酒々井」となったそうです。 伝説で、ある孝行息子が見つけた井戸から酒がわいて出てきたことから「酒々井」の地名となったお話しも伝わっています。