昨夜、“ドーン!”という大きな音に、何かしら?とベランダに出てみました。雨が降っていたのですが、隣の住宅の上にきれいな花火が見えて、すぐに住んでいる大野の隣町、柏井の花火と分かりました。毎年お盆の時に上がる柏井の花火なのですが、昨年、そして今年もこのお彼岸に花火が上がりました。 外は寒く雨の中の花火でしたが、なんだか気持ちがほっこり!でした。 打ち上げ花火の始まりは、江戸時代に隅田川で行われた水神祭が由来と言われています。その時代、江戸では飢饉や疫病で多くの人が亡くなり、その慰霊と悪病退散のために水神祭が行われ、花火が打ち上げられたのだそうです。 このコロナ禍で、なかなか収束が見えない今、願いは同じと思いました。花火は鎮魂の意味をもって上げることもあること聞きました。お彼岸の花火は、きっといろいろな願いを込めて打ち上げられたことと思います。