着付ゆうゆう

着物、着付けのこと、そして「千葉駅前教室」を中心に私事も。 気が付いたこと、思ったことなどなど。 なお「千葉駅前教室」のホームページもよろしければご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/kimono-chiba//

松之山温泉

新潟県にはたくさんの温泉地がありますが、その中で私が好きな温泉が、松之山温泉です。実家に帰るときの途中ということで立ち寄りやすいこともあるのですが、楽しみに行く温泉になっています。

   

十日町の西奥に位置する松之山温泉は、今から700年ほど前のこと、一羽の傷ついた鷹が毎日同じ場所に舞い降りて体を休ませていた、その場所が温泉だったと伝えられています。また、越後の守護上杉家の隠し湯であったという説もあるそうです。

松之山温泉は1200万年前の海水が地層に閉じ込められ、それが高い圧力で高温で噴き出す「化石海水温泉」なのだそうです。塩分が強く、石油のような独特なにおいがします。においは初め気になりましたが、今は心地よさ(安心感)さえ感じます。温泉の効能は高く、有馬、草津と日本三大薬湯になっています。

   松之山温泉に行った時に泊まる旅館、ひなの宿「ちとせ」です。今回も宿泊をして、ゆっくり温泉を楽しみました。

初めて泊ったのがもう20数年前になります。その時、女将さん(今の大女将さん)はお着物で、その着物姿が女将さんにあった着方でゆったり着ていらして素敵だったのです。その素敵さに着物の良さをあらためて思ったことを覚えています。

温泉は、露天風呂、貸し切り風呂がかけ流しで楽しめます。食事は新潟、そして地元の食材、肉、野菜を使った料理で、古くから松之山に伝えられている郷土料理もいただけます。朝食に佐渡で取れる海藻「あらめ」の煮物がついていて、うれしくいただきました。

  

松之山はまだ雪がたくさん残っていました。(3/30)

   帰りに雪解けと同時に出てくる、山菜「ふきのとう」「カンゾウ」を道の駅で買ってきました。

 

  【公式】 - 新潟県・松之山温泉 ひなの宿 ちとせ (chitose.tv)