着付ゆうゆう

着物、着付けのこと、そして「千葉駅前教室」を中心に私事も。 気が付いたこと、思ったことなどなど。 なお「千葉駅前教室」のホームページもよろしければご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/kimono-chiba//

「江戸小紋」小宮染色工場

2週間くらい前になるのですが、“じゅん散歩 “で「江戸小紋」の小宮さんの工房を訪ねる放映がありました。

「江戸小紋」は遠目で見ると無地に見える細かい柄で、諸大名の定め柄と言われる武士の裃の柄を、着物の柄にしたことはよく知られています。

昭和30年(1955年)一代目染師の小宮康助さんが人間国宝になられました。その時に着物として他の小紋と区別するために着物柄を「江戸小紋」としたそうです。

   

     

    

楽しい柄も紹介されました。

  

小宮工房オリジナル柄「トランプ」の型

     

  

       

 

小宮さんの工房は私が卒業してすぐくらいに、学院の産地見学として訪れました。その時に細かい柄を小さな型で染めていくことの技術の高さ、そして「江戸小紋」の素敵さを感じて好きな着物になりました。また、学院同窓会の支部活動でも伺って、今は亡き小宮康孝さん(人間国宝)に染のお話しを聞くことができ、いろいろ教えていただいたこと、良い思い出になっています。

故小宮康孝さん

小宮康正さん(2018年人間国宝になられました。)

2007年6月支部活動で小宮染色工場さんに伺った時の写真です。