陶芸家.板谷波山を知ったきっかけを思い出せないのですが、益子に行く時に通る、筑西市下館に、「板谷波山記念館」があることを知ってから、ぜひ訪ねたいと思っていました。春の益子陶芸市に行くのに合わせて行ってきました。
「板谷波山記念館」は、作品は少ないのですが、生家、そして、陶芸家として作品作りの場、窯などが展示されていて、ゆっくり見学ができるようになっていました。
板谷波山は下館の醤油醸造家に生まれ、和歌を楽しみ、文人画を描き、茶の湯を嗜む父の影響を受け、少年のころから絵や陶器に関心を持っていたそうです。
陶芸がまだ工芸として認められていない時代の先駆者として、苦労しながらすばらしい作品を生み出した板谷波山の生涯を知ることが出来ました。
波山記念館見学の後、益子の陶芸市に向かい、私の大好きな陶芸家 田尾明子さんのブースに寄ってきました。陶器市は、昨年とは違ってお客様も多く、コロナ前に戻った感じがしました。
今回買ってきた田尾さんの作品です。