着付ゆうゆう

着物、着付けのこと、そして「千葉駅前教室」を中心に私事も。 気が付いたこと、思ったことなどなど。 なお「千葉駅前教室」のホームページもよろしければご覧ください。 http://www7b.biglobe.ne.jp/kimono-chiba//

やきもち

上賀茂神社に行った目的がもう一つありました。門前にあるお餅屋さんの「やきもち」がおいしいと友達Sさんに教えてもらったのです。「やきもち」は門前名物になっていて、「葵家」と「神馬堂」の二件があります。どちらもおいしいけど、葵家さんにはヨモギの「やきもち」があっておいしいとのことで、今回は葵屋さんに行きました。時間が遅かったのでヨモギの「やきもち」が売り切れで(残念!)、普通の「やきもち」も6個が残っているだけでした。

         

美也子さんの家に帰って、みんなでいただきました。あんが入っていて焼いた薄めのお餅は食べやすく、とてもおいしいお餅でした。

お店で京都駅の新幹線ホームで買えることを聞きましたので、家のお土産に買って帰りました。 

          

 

上賀茂神社の神主さんたちが住んでいる「社家」と言われる家が、神社の側を流れる明神川沿いに並んでいます。社家町と言われる家並みは、閑静な雰囲気があってきれいな通りになっています。昔ながらの社家住宅の雰囲気を楽しみながら歩きました。

     

 

この社家町に江戸時代から続く漬物屋「なり田」があります。風情のあるお店で、看板がないと普通のお家に見えます。お店の中も部屋の雰囲気をそのままにして、お漬物がきれいに並んでいました。なり田さんの本店なのですが、ゆっくりとしていたいお店でした。

         

       

「すぐき漬け」が有名なお店で、「すぐき」はかぶの一種で、塩漬けにし乳酸発酵させた漬物です。私は細かく切ったのが大好きなので、お土産に買って帰りました。

 

上賀茂神社

京都で観光に出かけた日、時間があったので、友達Sさんのすすめで上賀茂神社に行ってきました。

      

上賀茂神社は、神代(かみよ)の時代から信仰されてきたと伝わる京都最古の神社で、世界遺産なのです。

正式名称を賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、賀茂別雷大神を御祭神とし、別雷神とは「雷と別けるほど強い力を持つ神」という意味で、古来より魔よけ、災難除け、必勝の神として信仰されています。

  

 

       楼門

 

見学の途中、近くにいた若い女性の方から「ここはすごいパワースポットよ」と聞いて、急いでSさんとパワーを授かるように手をかざしました。そこは「岩上」と言われる、神聖な「気」の集中する場所、神と人を結ぶ特別な聖域だったのです。

         

 

あぶり餅

      今宮神社

先月末、美也子さんの個展準備のため、京都に久しぶりに行って来ました。個展を開く時は必ず裏方の手伝いをしています。

半日、時間ができたので、京都の友達 Sさんに行きたかった今宮神社に連れて行ってもらいました。

今宮神社は西暦五年に都で流行っていた疫病を鎮めるために創建された歴史ある神社なのです。健康、長寿、そして開運にご利益があるそうです。

 

     

実は、友達のFさんに神社の門前で売られているあぶり餅がとてもおいしいということを聞いていて、ぜひ、行きたいと思っていました。

あぶり餅の起こりは、神社に祀られる「神鏡」を形取った白い丸餅は神聖なものとされていて、それをあぶり、無病息災、子孫繁栄、長寿などを願って食していたことから、詣でた時に「あぶり餅」を食べる習わしになって今に伝わっているそうなのです。

       あぶり餅は黄な粉をまぶした小さなお餅を竹串にさして、炭火で焼いて、その上に特製の白みそをまぶしたお餅です。とってもおいしいです。一皿、あっという間に食べてしまいました。Fさんは二皿食べたそうです。

        

参道前に「かざりや」と「一和」のお店、二件が向かい合っています。よく参拝に行かれる方はお気に入りのお店があるのだそうです。私たちは「かざりや」さんでいただきました。(写真の向かって左のお店)

本間美也子 個展が決まりました!

                                 

染色家本間美也子の個展が、「ホテルオークラ京都」で11月21日(火)から30日(木)まで開催されることが決まりました。

      本間美也子作品 2010年個展より

本間美也子は、若い時に小さい頃から習っていた日本舞踊をより深く学ぶために東京に来て、同時に好きな染色を 染色家の故本間勇夫に師事し学んでいました。その後、本間勇夫と結婚し東京でともに染色を続けてきました。夫の亡くなった数年後、京都に帰り左京区北白川にアトリエを設け、着物、帯の作品作りを続けてきました。

大きな個展は4回、東京の「京王プラザホテル」で開きましたが、今回、ご縁あって「ホテルオークラ京都」で開催することになりました。

 

本間美也子は、実は私の伯母にあたります。本間美也子の作品は大好きで、着物は数点染めてもらって着ていますし、帯は「美也子帯」と名前を付けて締めています。

個展が決まったので、今週初めから下準備の手伝いの為、京都に行って来ました。個展の時も会期中、手伝いに行く予定にしています。楽しみです。

 

11月の「ホテルオークラ京都」で開催される個展に、染め、そして着物が大好きなたくさんの方々に、見に来ていただいて、楽しんでいただきたいと思っています。

             

       

 

卒業式

         

       ご卒業

5月に資格試験に合格された皆さんの卒業式、謝恩会が、今日、上野精養軒で行われました。

千葉駅前教室で勉強されて試験合格の後、上野校で新卒講習会を受けられた、Iさん、Kさん、Tさん、YTさん、YYさんの5名が卒業式で中山学院長より、認定証書を授与されました。おめでとうございます。 

今年は1級試験も行われましたので、1級20期、3級134期の合同認定証書授与式となりました。                        

               

卒業式の後は別室に移り、謝恩会が開かれ、精養軒のおいしいコース料理をいただきながら、おしゃべりに花が咲きました。

                                                                                                          ビーフシチュー

お食事の途中、鈴乃屋きもの学院同窓会「一衣交友会」の紹介がM副会長よりあり、これから卒業生として、行事の参加も楽しみです。また、今日出席の卒業生紹介があったり、テーブルごとでお写真を撮ったりと、謝恩会の楽しい時間を過ごしました。

さだまさしコンサート 2023

今年も昨夜、さだまさしコンサート(市川文化会館)に行って来ました。

  「さだまさし 

50th Anniversary コンサートツアー2023

   ~なつかしい未来~」

          

今年のコンサートは50周年ということもあって、さださんが市川に住んでいらした時のトークが多く、まさに市川市コンサートでした。さださんは小学生から中学にかけて本格的にバイオリンを習われるために長崎から単身、上京をして、市川の伯父さんの家に住まわれていたことは有名なお話?です。市川市菅野に20年間住んでいらしたそうですが、今回のコンサートでも、その時のエピソードを、楽しく、面白くお話をされて、会場は大盛り上がりでした。

   楽しいコラボ商品です。お土産に買って帰りました。しゃれたキャッチコピー「うた、こえ、トークに あ、さだ飴」

 

           

着物は9月に入って単衣の時期ですが、30℃以上の猛暑が続いていますので、薄物にしました。購入する時6月に着られるとすすめたられた透け感が少ない夏大島の着物です。帯は絽塩瀬で、クズの花の染です。(美也子帯)帯締め帯揚げは秋の色を意識して合わせて見ました。

千葉駅前教室の今!2023ー⑤

                      

9月に入りましたが、夏の猛暑が続いています。

暑い中、教室の生徒さんは、頑張って練習に通っていらっしゃいます。千葉駅前教室は、今は一般住宅ではあまり見られない日本建築で、二面が大きな窓になっています。この暑さですと1階の冷房はききがよくありません。でも、一部屋を涼しくなるようにしてレッスンをしています。昨日も全日で専攻科後期のクラスがありました。生徒さんのTさんは、振袖に帯結び「寿華」を「むずかしいですね!」と担当のH先生とお話ししながらしっかり勉強をされていました。2階の教室は、卒業生のOさんとUさんが自主練習に来ていました。2階は窓が下の教室ほど大きくないのでエアコンのききは良いのです。相モデルでしっかり練習ができたこと話していました。

 

着物の衣替えは9月から単衣(ひとえ)の着物になります。でも、この数年地球温暖化で、9月の初めの気温も上昇傾向にあります。今年もこの暑さです、昨日の教室へのレッスンへは薄物で出かけました。この暑さはもうしばらく続きそうです。短い単衣の期間ですが、まだ1週間ぐらいは薄物での出かけになりそうです。

9月の単衣は「秋単衣」とも呼ばれるそうです。着物は着る人だけでなく見る人にも楽しさを感じてもらえるのではないでしょうか。着物姿が四季折々の景色に調和していること、楽しくすてきなことだと思います。