お宮参り(初宮参り)は、赤ちゃんが誕生して初めての大切な行事です。その土地の守り神様 に、赤ちゃんの誕生を報告、そして無事に一ヶ月目を迎えたことに感謝して、これからの健やかな成長をお願いします。
お宮参りを行う日は、男の子は31日目または32日目、女の子は32日目または33日目というのが一般的ですが、地域によって100日目にお参りするところもあるそうです。今は赤ちゃんの健康状態を一番に考えて、天候なども見て、都合の良い日を選んでお参りする方が多いようです。
赤ちゃんの服装は、正式には肌着の上から白羽二重の着物を着せておめでたい絵柄のお祝い着(掛け着)を羽織らせます。最近ではベビードレスなどの洋装でその上からお祝い着を掛けるのが一般的になってきているようです。
娘に3人目が生まれ、今月、船橋大神宮にお宮参りをしました。
孫の服装は、お天気は良かったのですが真冬ですので、ベビードレスの上に赤ちゃん用のコートを着せました。ご祈祷をしていただく時は、婚家先のお母様が孫をだっこし、上からお祝い着を羽織らせ、結び紐を後ろで結んで神殿に上りました。
寒い日でしたが、お宮参りのご家族が何家族もいらっしゃいました。みなさん、赤ちゃんのことを考えて暖かい服装で、だっこした上にお掛けをかけてお参りにいらしていました。
神社は初詣の方も多く、にぎやかでした。祈祷後、写真を神殿前で撮ることができました。私もお掛けをかけて写真を撮ってもらったのですが、急いでいたこともあってコートを脱ぎ忘れてしまいました。
祖母になる私のこの日の着物は、無地の着物に、孫の成長を願って四君子の染帯にしました。
*お掛けは、『鈴乃屋レンタルブティック上野店』でお借りしました。お袖は三枚重ねで重みのある正絹のお掛けでした。柄は娘が選んだのですが、きれいなお掛けに大満足でした。( お掛けのレンタル料金は、2泊3日で10,000~15,000円(消費税別)で、リーズナブルなお値段です。)
蘭はほのかな香りと気品を備え、竹は寒い冬にも葉を落とさず青々としてしている上、曲がらずまっすぐな性質、菊は晩秋の寒さの中で鮮やかに咲く花、梅は早春、雪の中でも最初に花を咲かせる強さを持っている。
この、蘭、竹、菊、梅の4種を草木の君子として称えた。(君子は、徳と学識、礼儀を備えた人) [ネット調べ]