夏に咲く代表的な花の一つが、朝顔です。我が家のベランダも、鉢と手すりに沿わせてある朝顔の花がきれいに咲いています。 朝に花を咲かせ夕方にはしぼむ「朝の美人顔」と言われる朝顔は、季節感のイメージがはっきりしていますので、夏の着物、帯、また浴衣の柄として、親しまれ染められています。 朝顔は、古くから親しまれていて、江戸時代には大流行したそうです。浮世絵でも見ますね。 朝顔の名前の由来、そして花言葉を調べてみました。 由来は、「朝の容花(かおばな)」という言葉からきている説が一番言われているようです。「容花」は美しい花を意味しています。 花言葉は、「結束」「愛情の絆」。 また、花の色で花言葉があることを知りました。朝の短い時間咲いてしぼんでしまう花だけに、見る人の想い、イメージがそれぞれの花言葉になるのでしょうね。白は「固い絆」「あふれる喜び」、ピンクは「安らぎに満ちた気分」、青は「はかない恋」「短い愛」、赤は「はかない情熱的な愛」、むらさきは「冷静」「平常」。 少し怖さを感じる花言葉もあって、朝顔のツルは何かに巻き付いて伸びていくお花です。そのことから「私はあなたに絡みつく」という花言葉もあるそうです。